NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の10日に放送された第10回の平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、父の安隆(光石研)が亡くなり、馬具店を営む関内家は窮地に陥る。しかし、関内音(清水香帆)姉吟(本間叶愛)と妹梅(新津ちせ)の三姉妹のアイデアで、馬具取引の契約書を見つけ、ピンチを脱する。職人たちも戻ってきた。

一方、音の学芸会の日。良子(田中里念)の希望で、急きょ音は竹取物語のかぐや姫を演じる。見事な演技を見せ、亡き父を思って歌った歌声は人々を感動させる。