新型コロナウイルスに感染した、お笑い芸人のゴリけん(46)が15日、ツイッターを更新し、入院してから1週間が経過し「入院ずっと続いていた発熱も、昨日初めて36度台になりました」と熱が下がったことを報告した。

熊本県出身のゴリけんは九州などで活躍するピン芸人で、3月29日に発熱症状がみられ、翌30日には解熱し異常症状等もなかった。それが4日に再び体温38度の発熱がみられたため、医療機関を受診したところ、5日に新型コロナウイルスの陽性判定が出て、6日に感染を公表していた。

ゴリけんはツイッターで文書を発表。「当初は食事が喉に通らず点滴を打っていたのですが、今は三食きっちり食べられるようになり」と食欲が戻ったことも明かした。その上で「そして何より、病院のスタッフの皆さまがご自身も大変な中、とても前向きに、気持ちで負けるな! と励ましてくださっていて、涙が出る思いです」と医療関係者に感謝した。

そして「現在も軽度の肺炎ではありますが、その後も咳などの症状はなく、スタッフさんや皆さんの励ましもあって体調は落ち着いています。今後この調子で回復に向かえば、軽症者としてホテルもしくは診療所に移動しての治療になる予定とのことです」と、退院の可能性が見えてきたと説明した。

ゴリけんは文書の最後に「新型コロナウイルス、本当にやっかいなウイルスです。重症者の方がまだまだたくさんいらっしゃいます。僕も早く完治できるように、今後もお医者様のご指示に従って全力で療養に努めてまいります。皆様、どうか感染されない様にご自愛下さい」(原文のまま)と注意を呼びかけた。