今月6日に新型コロナウイルス感染を発表したお笑い芸人ゴリけん(46)とテレビ番組で共演していたお笑いコンビ、パラシュート部隊の矢野ぺぺ(41)と斉藤優(41)が18日、YouTubeの「パラシュート部隊チャンネル」でそれぞれの自宅から撮影した動画を配信した。

ゴリけんの陽性判明により2人はPCR検査を受け、陰性だったことを9日にツイッターで明かし、濃厚接触者として自宅待機を命じられた際の心境などを語っていた。

この日配信された動画では、PCR検査を受けた際の不安、受けるにあたり病院に行くまでの注意、病院に着いてからの注意などを詳細に報告。

PCR検査について斉藤は「なかなか受けられない。保健所の慌ただしさがマネジャーを介して伝わってきた」。検査自体については「症状が出ていなかったのかもしれないですけど、インフルの検査と一緒で棒状のものを鼻につっこんで粘膜をとって終わり。10秒くらい」。検査結果の通知は「早いとその日の夜。遅いと翌日の夜」。矢野は「(スマートフォンを)肌身離さずもっていた。いつ結果が来てもいいように」とやきもきしたことを話した。

濃厚接触として自宅待機を命じられた際、斉藤は「おれらの状態になったら日本中の方、100%不要不急で外に出ないと思うね。この気持ち共有できたら絶対出ない。出るなんてとんでもない」。矢野は「気分転換もできない。ずっと家にいないといけないから。めいってくる」と不安な気持ちを明かした。

なお、動画は収益化せずに配信。「いつもお世話になっております。パラシュート部隊です。皆様、温かいメッセージありがとうございます。今回は、自宅待機のこと・PCR検査のことお伝えしたいと思います」とし、「まだまだ新型コロナウイルスが猛威を振るっています。引き続き、我々も感染予防に努めてまいりますので、皆様もどうかご自愛いただき、この苦境を一緒に乗り越えましょう!」と呼びかけた。

パラシュート部隊とゴリけんは福岡のTNCテレビ西日本のドキュメンタリーバラエティー番組「ゴリパラ見聞録」(金曜深夜0時55分)で共演している。同番組は、ゴリけんとパラシュート部隊の2人が福岡の街中でインタビューした人のために日本各地へ旅に出る内容。10日からは過去作品を放送することを発表している。