歌手で俳優の嶋大輔(55)が、新型コロナウイルス感染を公表した著名人に対する「売名行為」との批判に、「本当に腹立たしいし、情けないし、悲しい」と憤った。

嶋は20日、ツイッターを更新。「コロナウイルスに感染した方々が感染を報告している事に対して、それは売名行為だと言う心無い声があると聞いて、信じられませんでした!」と書き出し、「本当に腹立たしいし、情けないし、悲しい。皆さんがどんな思いをして公表しているのか!」と憤慨。「まだまだ厳しい日々が続きそうですが皆さん頑張りましょう!」と呼びかけた。

感染を公表したフリーアナウンサーの赤江珠緒が、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」の公式サイトにコメントを寄せ、公表することについて「病気という個人的なことを公の場であちこちで語ることにはいまだに売名行為などという心ない言葉もあり 闘病中の生活の中で、発信するのは、なかなかハードルが高いところです」と苦しい胸中を明かしていた。