大阪松竹座は30日、新型コロナウイルス感染拡大と政府が緊急事態宣言を延長する方向であることを受けて、6~7月の4公演を中止すると発表した。

中止となったのは、6月上旬のOSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」、同7日の「笑福亭鶴二独演会~大阪松竹座初公演!!~」、同13~25日の「新派特別公演 八つ墓村」、7月3~27日の「七月大歌舞伎」の4公演。

「レビュー春のおどり」は、同劇場での4月の公演が6月上旬に延期となっていたが、それも中止となった。

7月の「OSK SUMMER SPECIAL 2020」(京都・南座)をもって特別専科に移籍するトップスター桐生麻耶(きりゅう・あさや)にとっては、トップとして最後の「春のおどり」だった。