日本歌手協会が先月24日からYouTube公式チャンネルで展開中の「歌手協会 リレー歌謡祭」に、現役最高齢歌手の曽根史朗(90)が8日、登場した。

「リレー歌謡祭」は、新型コロナウイルス感染拡大で厳しい生活を強いられている中高年に励ましと楽しみを届けようとスタートし、過去に同協会が主催の歌謡イベント「歌謡祭」「春の紅白歌合戦」などの映像を配信している。

この日公開された第15弾に登場した曽根は「連日のようにコロナ、コロナで騒いでおりまして、本当に皆さんストレスがたまっていることと思います。歌謡祭で歌いました歌を流しますので、どうぞご覧になってください」とメッセージを送った。12年の「歌謡祭」で披露された代表曲「若いお巡りさん」の歌唱シーンが流された。

先月24日からのリレーでは、同協会会長の田辺靖雄(75)をはじめ、これまで八代亜紀(69)五木ひろし(72)らが登場。先月27日に亡くなっていたことが分かったセルスターズ菊谷英二さんの映像も登場しており、中高年を中心に「楽しみがない中で歌を聞いて元気になった」との声が寄せられているという。今後、100人以上のリレーを予定している。