“ゴミ清掃芸人”でもあるマシンガンズ滝沢秀一(43)がツイッターに記した「コロナ禍におけるゴミの出し方」が話題になっている。

何度か滝沢を取材した際、ゴミの出し方について、普段意識していなかったことや疑問などをいろいろ教えてもらった。例えばペットボトルについては「回収後、作業員が手作業でラベルをはがしているんです」。ゴミの出し方は自治体によって一部で違いもあるが、「基本は変わらないので、そこさえおさえて出していただければ、現場清掃員としてはうれしいですね」という。そういう話を聞くのは新鮮だった。

そんな滝沢がまとめた「コロナ禍のゴミの出し方」の更新を、先月27日に小池百合子都知事がリツート。話題になり、リツートは今や地方自治体にまで及んでいる。「より分かりやすく」「印刷しても使えるように」と、マンガ「ゴミ清掃員の日常」で絵を担当した妻、友紀さんとの共作イラストも更新している。

また、Youtube「たきざわゴミ研究所」では、「コロナウイルス感染拡大防止のためのごみ出しとそこで働く人たち」と題した動画も公開。現場作業員の生の声を聞ける動画だが、新型コロナウイルスと一緒に戦っていくためにも、ぜひ見てほしいと思う。【川田和博】