麒麟がくる:「最初で最後の、父と子の抱擁」? 本木雅弘が語る道三の“最期”

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第17回のワンシーン 死ぬ間際、高政(伊藤英明さん)にもたれかかる斎藤道三(本木雅弘さん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第17回のワンシーン 死ぬ間際、高政(伊藤英明さん)にもたれかかる斎藤道三(本木雅弘さん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第17回「長良川の対決」が5月10日に放送され、本木雅弘さんが演じる斎藤道三の“最期”が描かれた。

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 道三は高政(伊藤英明さん)との一騎打ちのさなか、高政の家臣に横から槍(やり)で刺され、命を落とした。最後の言葉は、高政にもたれかかるようにし、絞り出した「高政。愚か者……。勝ったのは道三じゃ」だった。

 本木さんは同回の放送終了後にドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「高政にぶつかるように倒れ込み、道三は最期を迎えました。その姿は、もしかすると最初で最後の、父と子の抱擁に見えたかもしれません。皆さんには、どう映ったでしょうか? 道三は散りましたが、これからは光秀(長谷川さん)、高政、信長(染谷将太さん)の心の中で生き続けるはずです」とつづった。

 第17回は、尾張では、道三が越前へ落ち延びられるよう取り計らったにもかかわらず、それを拒んだとして帰蝶(川口春奈さん)が憤っていた。道三が劣勢であることを聞いた信長は、いてもたってもいられず兵を引き連れて飛び出していく。

 光秀は、明智荘を守るべく、光安(西村まさ彦さん)と共に道三に味方することを決める。ついに長良川を挟んだ戦いが始まった。一進一退の攻防が続く中、自ら大軍を率いて押し寄せる高政により、次第に道三軍の敗色が濃厚になってゆく……と展開した。

 ドラマは次週第18回「越前へ」(5月17日放送)から「越前編」へと突入する。

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