作家の志茂田景樹氏(80)が11日、ブログを更新し、元プロレスラー・長州力(68)のツイッターでの発言を高く評価した。

 長州の「政治家は国民に目を向けてますか?」という問いかけに志茂田氏は「優しい人柄から発した優しい言葉で真面目にやっている人や弱い立場の人を労わるんだろうな」「大分前にこの人のリングをテレビで観たことがあるが朱を含んで仁王のように怒った姿もどこか優しいんだよ ツイートにもそれが滲む」「政治家に問いかけるように易しい言葉を投げかけて実は寸鉄を刺している」と呼応。

 また、長州の「国民は国を守る力強い石垣です!今のあなた方は、何か勘違いをしてませんか?三食きちんと食べれる事に感謝をしてますか?」のツイートを受け「コロナ禍での国会論戦を見ても国民に目を向けていないよな 国民の目を自分達にいかに向けるかに腐心しているだけのように見える」とし、「政府に切り込む側はあれもやれこれもやれ明日にでもやれなどと煽り言う通りにすべてやったら数千兆円はかかりそうじゃないか 檜舞台に立ったつもりで大向こう(国民)受けを狙っているだけのように映る」と議員たちのやりとりを切り捨てた。

 そして「目に見えぬ寸鉄の言葉で政治家の勘違いを深く刺した長州さんの石垣中の大石ぶりに清々しい気持ちになりました」と賛辞を贈った。