音楽プロデューサーのつんく♂(51)が12日、日本看護協会から「看護の力で健康な社会を!」をテーマに展開する世界的キャンペーン「Nursing Now」の公式ソングを任された。医療の最前線でコロナと戦う看護職の人たちを励まし、応援する元気ソングを生み出す。タイトルは「元気の歌」。新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する前の昨年末から準備を進めており、10月に正式発表される。

任命されたつんく♂は、6年前に喉頭がんで、声帯を摘出する手術を受けた経験がある。「その時は体だけでなく、心まで病んでいった。でも、心はいつでも元気になれる。心が元気かどうかを決めるのは俺だと気付いた。世の中が大変、緊張感のある時期。超張り切って制作させていただく」とコメントした。

5月12日は「看護の日」。今年は看護の基礎を気付いたナイチンゲールの生誕200年にもあたる。