米俳優ジョージ・クルーニー(59)やマイケル・ダグラス(75)、女優ジョディ・フォスター(57)らハリウッドの大物スターたちが15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影の中止や劇場公開が延期になったことで打撃を受けているエンターテインメント業界を救済するチャリティーイベントを開催した。

映画およびテレビ業界の人々を支援するモーションピクチャー&テレビジョン基金(MPTF)主催のバーチャルイベントで、スターたちが自宅からリモート出演。俳優ヒュー・ジャックマンは仕事を失った多くの撮影スタッフはパンデミックの中でも食事を運ぶなど自分たちにできることを頑張っていると紹介し、クルーニーは「正直言うと今ズボンを履いていない」と笑いを誘う場面もあった。番組はYouTubeで配信され、集まった寄付金は仕事を失ったエンターテインメント業界で働く人々の支援に充てられる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)