仲間由紀恵:日本版「24」で女性総理候補役 主演の唐沢寿明に「厚い信頼を寄せながら」

連続ドラマ「24 JAPAN」に出演する仲間由紀恵さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「24 JAPAN」に出演する仲間由紀恵さん=テレビ朝日提供

 女優の仲間由紀恵さんが、唐沢寿明さんが主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念連続ドラマ「24 JAPAN」に出演することが5月24日、明らかになった。同作は、米国連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランドさん)が、凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた米国ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版リメーク作品。仲間さんは、キーパーソンとなる日本初の女性首相候補・朝倉麗(あさくら・うらら)を演じる。

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 麗は慎重かつ聡明で、公表したら命取りとなる裏事情を抱えているが、総理候補として頭一つ抜けた器量が光る人物。女性首相候補という役どころは初挑戦となる仲間さんは、「総理候補ですので、とても賢く、強い信念を持つ女性。そんな女性を演じるのかと思うと、少し尻込みしてしまいますが……頑張ってなりきりたいと思います」と意気込んでいる。

 仲間さんと唐沢さんが共演するのは、今年1月に放送されたスペシャルドラマ「ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女」(テレビ東京系)以来2度目で、連続ドラマでは初共演。前回は、敵対しつつも共に問題を解決していく関係性を演じたが、今回について仲間さんは「唐沢さんに守られる役ですので、厚い信頼を寄せながら(笑い)、共演シーンを楽しみたいと思います」と語っている。

 「24 -TWENTY FOUR-」は、米国の組織CTUの捜査官ジャック・バウアーがテロリストと戦う人気ドラマ。1シーズン(全24話)をかけて24時間の出来事をリアルタイムで描くというスタイルや、スピーディーかつスリリングな展開で人気を集め、世界的にヒットした。日本語吹き替え版では、小山力也さんがジャック・バウアーの声優を務めた。

 オリジナル版のシーズン1では、後にオバマ大統領の就任で現実となった米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領が誕生するまでの24時間を描写。日本版リメークでは、テロのターゲットを女性首相候補に変更し、日本初の女性首相が誕生するまでの24時間を克明に描く。連続ドラマ「24 JAPAN」は、開局60周年記念番組として、同局と20世紀FOXがタッグを組み制作する。2020年10月から全24話を放送。

 ◇仲間由紀恵さんのコメント

 オリジナル版「24」は2001年制作ですが、日本放送がいつだったのか……。もう、だいぶ昔ですが、“初めてこんなにドラマにハマった”という作品でした。面白くて見るのをやめられずに、まさに寝ないで見ていたドラマです。「1日の中での話」ということやテロの危険にさらされる、という設定などもどうなるのか、最後までドキドキしながら見ていました。その日本版にお声掛けいただいて、大変光栄です。

 実は、クランクイン前からすごく緊張しています。私が演じる朝倉麗は総理候補ですので、とても賢く、強い信念を持つ女性。そんな女性を演じるのかと思うと、少し尻込みしてしまいますが……頑張ってなりきりたいと思います。

 また今回、唐沢さんとご一緒ということで楽しみにしています。前回ご一緒した作品では、最初は敵対しつつもお互いを理解しながら、一緒に問題を解決していくという感じでしたが、今回は唐沢さんに守られる役ですので、厚い信頼を寄せながら(笑い)、共演シーンを楽しみたいと思います。

 世界中もですが日本もまだまだ、自粛を意識しながら生活を続けていくことになりますが、日本版「24」のフィクションの世界に浸って、スピード感のある唐沢さんの活躍と共にストレスを解消して楽しんでもらえたら、と思います。

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