小松左京さんのSF小説「日本沈没」が原作のアニメ「日本沈没2020」が、Netflixで7月9日から全世界独占配信されることが5月29日、分かった。声優として吉野裕行さん、小野賢章さん、森なな子さん、佐々木梅治さんが出演することも発表された。
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吉野さんは、主人公の武藤歩ら武藤家の隣に住む古賀家の一人息子・古賀春生、小野さんはユーチューバーのカイト、森さんは武藤家の近所に住む三浦七海、佐々木さんはスーパーの店主・疋田国夫をそれぞれ演じる。4人は武藤家の運命を左右することになる。突然の大地震に人々が混乱する様子が描かれたアニメの本予告も公開された。
「日本沈没」は1973年に発表された小松さんの小説。同年、公開された実写映画は配給収入が約28億2000万円を記録。2006年には、草なぎ剛さん、柴咲コウさんが出演する実写映画も公開され、興行収入が約53億4000万円を記録するなど大ヒットした。
「日本沈没2020」は、「夜明け告げるルーのうた」「四畳半神話大系」「映像研には手を出すな!」などで知られる湯浅政明さんが監督を務める。2020年、日本で突然、大地震が起こる。大混乱の中、東京都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩と剛の姉弟らは東京からの脱出を始めるが、沈みゆく日本列島は、容赦なく武藤家の面々を追い詰める。極限状態で突きつけられる生と死、出会いと別れの選択などが描かれる。
上田麗奈さんが主人公で五輪を目指して陸上に打ち込む14歳の少女・武藤歩の声優を務めるほか、村中知さんが、歩の弟でオンラインゲームで世界とつながる少年・剛、佐々木優子さんが歩の母で元水泳選手のマリ、てらそままさきさんが父・航一郎をそれぞれ演じる。全10話。
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