元参院議員でボランティアレスラーの大仁田厚(62)が1日、自身のツイッターで人気俳優ジャッキー・チェン(66)の言動に疑問を呈した。

 大仁田は「#俺のヒーローがなぜ国家安全法支持」というハッシュタグをつけ、中国が香港に対して導入を決めた「国家安全法」を支持したとされるジャッキーについて「いつも正義の人なのに 弱い人たちや民衆の味方なのに 一部では中国で仕事がし辛くなってしまうからか?と指摘する声」とつづった。

 その上で「香港では俺のヒーローも人気がイマイチの声も 中国は『一国二制度』と明言していたにもかかわらず デモの参加者を逮捕 俺のジャッキーはどこに」と嘆いた。

 中国は先月27日の全国人民代表大会で、香港で共産党政権に批判的な言動を取り締まる「国家安全法」導入を決めた。ジャッキーはこの方針に賛同したとされている。