タレント、キャスターの伊藤聡子(52)が7日、ブログで週末の横浜の様子をつづった。

 週末は天気が良かったということもあり、横浜の繁華街には人出が戻ってきた。

「歩道を見ると…かなりギチギチに人がすれ違う感じでした さすがに皆さんマスクはしっかりされてましたが、ついこの間までの閑散とした街からの回復があまりに早くて、経済的には期待したいような、でも大丈夫かなぁ と心配なような、複雑な感じではあります」と不安を口にした。

 飲食店について「飲食店も対策は様々ですね。たまに行く人気のイタリアンのお店を覗いたのですが、もうかなり人が入っていて、席の間も特に離れているわけでもなく、仕切り板もない…。一応感染対策なのか、お店の半分は人を入れていなかったのですが、その分半分のスペースに目一杯お客さんを詰め込んでいる感じで、一体何のための対策なのかと首を傾げてしまいました」と問題点を指摘している。

 ただし感染対策はお店の自主性任せ。ガイドラインも、科学的根拠があって出されているわけでもないとし、「『別に、大丈夫でしょ?』という方向に流れがちだと思うんです」と危惧している。

 さらに現在、東京で問題となっている新宿の繁華街に言及。「新宿の夜の街もそうですよね。ホストクラブからクラスターが発生していますが、お客さんとの距離を2メートル離して営業しているところが実際どれくらいあるのか…。多分お店の特性から『そんなことしたら商売にならないよ。』と言うお店の方が多いのではないでしょうか?」と疑問視している。 

 その上で「6月に入り、お店だけでなく仕事も一気に再開しています。第二波は来るかもしれないけれど、もう経済を止めるのは難しいです。ですので、政府、自治体には能動的に感染拡大防止策に先手を打っていただけることを期待したいです」と訴えた。