女優菊池桃子(52)が22日、自身のオフィシャルサイト「MOMOKO KIKUCHI」を開設して、1989年(平元)から所属していたパーフィットプロダクションから独立したことを発表した。サイト上で「本日より芸能活動等を自らが持つ会社で行っていくことになりました。パーフィットプロダクションの岩崎加允美社長には温かく送り出していただきましたことを深く感謝し、皆さまにご報告申し上げます」などとコメントした。

菊池は現在、NHKの連続テレビ小説「エール」に出演中だが、変わりなく出演する。パーフィット社で受けた仕事は、そのまま続けるという、同社とは今月20日に契約期間が満了した。昨年11月には経済産業省官僚の新原浩朗氏(60)と再婚、仕事でも新たなスタートを切ることになった。

菊池は83年に雑誌「MOMOKO」のイメージガールで芸能界デビュー。翌84年に映画「パンツの穴」のヒロインで女優デビュー。同年にシングル「青春のいじわる」で歌手デビュー。第4弾の「卒業-GRADUATION-」から「アイドルを探せ」まで7曲連続でオリコンランク1位に輝くなどトップアイドルとして活躍した。

その後、88年にはロックバンド、ラ・ムーのボーカルとして再出発するも、バンドの活動期間は短く、一時は引退を考えたが、デビュー時からの知り合いである岩崎社長が89年に菊池のためにパーフィット社を設立してマネジメントを担当。トレンディードラマでトップ女優に返り咲いた。

95年には、プロゴルファー西川哲と結婚、1男1女をもうけたが12年に離婚。その後は法大大学院で修士号を取得して、母校の戸板女子短大の客員教授を務めるなど文化人としても活動している。