純烈から“2代目和田アキ子”“2代目美川憲一”が誕生する!?

 4人組のスーパー銭湯アイドルグループ・純烈(酒井一圭=45、後上翔太=33、白川裕二郎=43、小田井涼平=49)が23日に東京・江東区のお台場大江戸温泉物語で無観客スーパー銭湯ライブを行った。

 この日でデビュー10周年となる純烈が、本格的に歌唱するのは約4か月ぶり。記念の1曲目「失恋ピエロ」でスタートした。序盤のMCではリーダーの酒井がアルコール消毒液を取り出し、メンバー全員に「消毒しなさい。小田井! お前なんか特に、LiLiCoばっかり触ってんのやから」とお得意の“毒ガス”を噴射した。

 ライブ終了後、酒井は「無観客は何が正解か分からない。ライブってお客さんとのコミュニケーションでつくっていくもので、跳ね返りがないと。でも純烈も眠ってばかりはいられないので。無観客で物足りない部分はありますが、ライブはすごい楽しかったです」と振り返った。

 囲み取材でも酒井のトークが際立った。

 リポーターからはライブの感想以外にも、渡部建の不倫や、手越祐也のジャニーズ退所の質問が飛んだが、酒井は「マスコミのみなさんからすれば、渡部さんは会見した方がいいかもしれないですが、純烈のリーダーとしては、どっちでもいいですわ」と笑わせた。

 さらに手越については「ジャニーズを辞めるのが分からない。オレは憧れていたから。そういう時代なのかもしれないしね」と話した。

 まるで“芸能界のご意見番”といった立ち回りに、テレビ局関係者は「最近はアッコさんや美川さんの囲みが少なくなってるし、“芸能界のご意見番”の出番が減っている。その意味で酒井さんのように、ユーモアがありながら毒舌を飛ばせる存在は貴重」と絶賛する。

 今後は酒井の“芸能界斬り”が増えそうだ。