新たな応援ソングとなるか。中村玉緒や氷川きよしなど、長良グループに所属するタレント20人がリモート参加によるテレワーク合唱動画を制作。ユーチューブ公式チャンネルに動画をアップしたところ「シングル化を」との声が集まっているという。

 今回、テレワーク合唱は山川豊、氷川といった歌手だけでなく女優の中村や俳優の財木琢磨も参加。20人で歌唱するのは、オリジナルソング「明日はいい日」だ。

 関係者によると「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、音楽業界全般厳しい状況が続いていますが、特に高年齢層のファンが多い演歌歌謡曲界は見通しすら立っていない。そんな状況でも前向きにやっていきたいという思いから、スタッフの間から〝元気を出してもらえるような歌が作れないか〟と自然発生的に沸き起こってきたのが今回の楽曲なんです」という。

「明日はいい日」は氷川の「きよしドドンパ」などを手掛けたかず翼氏が作詞し、昨年、紅白でも話題になった「限界突破×サバイバー」を作曲した岩崎貴文氏が作曲。両氏が初タッグを組んだことでノリの良い曲調となっている。

 先日、この楽曲が完成し、動画を公開したところ「ファンクラブに問い合わせが多いみたいで『きよしくんが1人で歌っているのはないのか』という声のほか、『CDで発売される予定は?』という声が集まってきているそうです」とはレコード会社関係者。ファンの間で話題になっているという。

 今後、CD化などを含めた楽曲の展開については「まだ未定」(前出関係者)というが、新たな応援歌となりそうだ。