J1横浜FCのFW斉藤光毅(18)が2日、オンライン取材に応じた。

 神戸との開幕戦(2月23日)はベンチ入りしながら出番はなし。J1デビューはお預けとなっただけに、札幌との再開初戦(4日)に向けては「初戦に出れなかった悔しさはある。去年もスタメンの機会は少なかったので気合が入っている」。その上で「中途半端だけど今年は12点取りたい。去年は6点だったので倍取りたい」と今季の目標を掲げた。

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(19)は同学年。

「建英が活躍することで一方的に危機感を感じている。もっと頑張らないといけない。建英がやっている舞台を想定できるので自分が持っている基準が1個上がる気持になる」。

久保の存在が、さらなる高みを目指す原動力にもなっているわけだ。

 斉藤も東京五輪世代の1人。本番は来夏へ延期となった。「個人的にはポジティブ。もう1年活躍できるチャンスが増えた」とアピールを誓った。