脳科学者の茂木健一郎氏(57)が13日、ツイッターでフジテレビ「ザ・ノンフィクション」のやらせ問題について言及した。

 問題になっているのは「マキさんの老後」シリーズ。オカマのマキさんとオナベのジョンさんというユニークな組み合わせの夫婦の老後の生活を描いた人気のシリーズとなっている。しかし、出演者からケンカをさせられるなど過剰演出があったと告発された。

 この問題について茂木氏は関連記事をリツイートした上で「製作者が、現実に謙虚に耳を傾けようとするのか、それとも自分たちの構図を押し付けようとするかの差は大きい」と訴えた。「ノンフィクション」である以上、現実に耳を傾けることが重要だが、今回は構図を押し付けてしまったということなのか。