三代目J SOUL BROTHERS山下健二郎(35)が18日、渋谷TOEIで行われた初主演映画「八王子ゾンビーズ」(鈴木おさむ監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

「八王子ゾンビーズ」は、放送作家の鈴木おさむ氏(48)が脚本、演出を担当した18年の舞台を映画化し、同氏が監督を務めた。オーディションに落ち、ダンサーになる夢を諦めた羽吹(山下)が、八王子の山奥にある「希望寺」で修業体験をする中、現れた8人のイケメンゾンビにダンスを教える物語。1月にはドラマ版も放送された。羽吹隆役の山下は「舞台から2年、同じ役をやらせていただいて、うれしい。僕にとって大切な作品」と感慨深げに語った。

当初は6月5日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、前日17日に公開が延期された。山下は「いろいろなことがあった」と振り返りつつ、日本テレビ系人気ドラマを映画化した「今日から俺は!! 劇場版」と公開日が重なったことに触れ「(『今日から俺は!!』の公開日と)かぶっている。勝ちたい」と対抗意識を燃やした。仁役の久保田悠来(39)は「新しいタイトルをつけた。『昨日から俺たちは!!』」と言い、胸を張った。

この日は、琉斗役の藤田玲(31)、瀧役の牧島輝(24)、孔明住職役の松岡充(48)も登壇した。