ぎんざ木挽亭おんらいん「柳亭小痴楽の会」が23日、東京・東銀座の特設会場で行われた。

初回に続いてトリの小痴楽(31)が「花色木綿」、ゲストで来年真打ちに昇進する春風亭正太郎(38)が「船徳」を演じ、トークコーナーに歌舞伎俳優の中村壱太郎(29)が登場した。

壱太郎は3月から7月まで5カ月間、舞台と離れていた時にラジオドラマにも挑み、「1人で何役もやって、これは落語だなと思った。落語には興味はあるし、自分もやってみたいけれど、やりすぎて過度になってしまうのが怖い」。

8月1日初日の歌舞伎座「八月花形歌舞伎」で、片岡愛之助と「連獅子」を踊る。「5カ月も舞台をやっていないので、不安はあります。それに、午前11時からやるので、完全に『朝練』みたいで、どんな感覚になるのか分からない」と話した。