阪神は23日の広島戦に2―4で敗北。復活を期し約1年ぶりの先発マウンドに上がった藤浪晋太郎投手は7回途中を投げ4安打6四球4失点と結果を残せず敗戦投手になってしまった。

 ピレラから痛恨の満塁決勝弾を浴びた背番号19について、矢野監督は「立ち上がりは彼らしくてよかった。6回(の満塁被弾)は勝負にいった結果。力みもあったけど仕方ない。次回ももちろん先発させる」と一定の評価を下した上で、今後も先発ローテの一角として使っていくことを明言した。

 5カード連続で続いた本拠地甲子園での戦いもこの日で終了。翌24日からは中日戦―ヤクルト戦とビジターに乗り込んでの戦いに臨むことになる矢野阪神。連勝がストップしてしまった今こそが正念場だ。