ジャニーズの人気グループ「嵐」の活動が、いよいよカウントダウンに入ってきた。

 大野智(39)、櫻井翔(38)、相葉雅紀(37)、二宮和也(37)、松本潤(36)が、5日に都内で行われたソフトバンクとの「5Gプロジェクトに関する発表会」に出席。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦以来、5人揃って報道陣の前に姿を見せた。

 7日から放送されるソフトバンクの新CMでは、5G(第5世代移動通信システム)を駆使し、5人がヒット曲「Love so sweet」をファンと一緒にバーチャル合唱する姿を披露。

 櫻井は「初めてじゃないですかね、ファンの方に参加していただいたCMは。想像以上の仕上がりになったんじゃないかなと思います」と話せば相葉も「一つになることができて、幸せな気分になりました」と喜んだ。

 今年いっぱいでの活動休止を発表している同グループ。松本は「見たことのない新たな景色をみんなと一緒に作りたいと思います。僕らも楽しんで、頑張りたいです」と意気込んだ。

 残すところ半年を切っているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ライブの中止や延期なども続き、ファンとの直接の別れができるか見通せない状況になっている。

「嵐が5人揃ってCMイベントに出席したのは、5年ぶり。そして、おそらく今回が最後の5人揃ってのCMイベント出演になる。これから嵐の〝最後の〇〇〟が増えていく。ファンにとっては寂しい気持ちになるかもしれませんが、目に焼き付けてほしいと思います」(広告代理店関係者)

 今回のファンとのバーチャル歌唱以外にも、5Gを駆使した嵐の企画が行われる予定。コロナ禍でもあり、ファンにとっては5人の姿を見る貴重な場にもなりそうだ。