【プロレスキャスター元井美貴の本日、プロレス日和】最近、あるプロレスグッズの写真を見かけて「その手があったか!」と感動しました。ドラゴンゲートで7月から発売されている、ウルティモ・ドラゴン選手のフェースシールドです! 顔を覆うフィルム上にマスクのイラストが施されていて、装着するとウルティモ・ドラゴン選手のマスクをかぶっているように見える画期的なデザインです。

 以前、ルチャリブレの取材でメキシコに行った際、駅の構内にエル・サントさんの鏡が置いてあったのを思い出しました。地面から160センチくらいの所に銀色のマスクのデザインがあり、鏡の前で姿を映すとちょうどマスクをかぶっているような状態になれるのです。

 これまでもセンダイガールズが販売していたマスクタオル(目と鼻、口部分がくりぬかれていて顔にかぶれるデザイン)に感銘を受けましたが、今だからこそのマスクマンシールドにも心をがっちりとわしづかみされました。ぜひ、私も購入したいと思います。ドラゴンゲートではシュン・スカイウォーカー選手のもできたらいいですね。ドラゴン・ダイヤ選手、ストロングマシーン・J選手ら全マスクマンのを作ってほしいと願います。

 その他にもメキシコのルチャドールでマスク職人でもあるエル・イホ・デ・ソベラノ選手は、色鮮やかなルチャマスクの生地&デザインをそのまま四角いマスクにアレンジし、日本でも大人気になりました。国内でも、現役選手であるアレハンドロ選手がマスクを作っていて、全日本プロレスマットで活躍する芦野祥太郎選手率いるユニット「アンファンテリブル」のデザインを手掛けて人気を博しています。

 またDOUKI選手といえば鼻と口部分が覆われた特徴的なデザインが印象的なマスクマンですが、新たなグッズとしてマスクカバーが販売されています。マスクが手放せなくなったウィズコロナ時代だからこそ、プロレスをより身近に感じられるグッズでしっかり予防しながら乗り切りたいですね。