サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)が7日(日本時間8日)に再開。この日は決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が行われた。

 マンチェスター(英国)でのマンチェスター・シティー(イングランド)対レアル・マドリード(スペイン)の試合は、シュート数で21本対9本と圧倒したマンチェスターCが2―1で勝利。2戦のスコア合計を4―2としたマンチェスターCが準々決勝進出を決めた。

 トリノ(イタリア)で行われたユベントス(イタリア)対リヨン(フランス)は、リヨンが先制するものの、クリスチアーノ・ロナウド(35)が前半43分にPKで。後半15分にはペナルティーエリアの外から左足でDFの間を切り裂く強烈なシュート。GKが必死に手を伸ばしてボールに触れるが、ゴールポストに当たったボールはネットに吸い込まれる。

 これでCロナは2得点。16本のシュートを放ったユベントスはホームでの試合を圧倒して2―1で勝利。この結果、2戦のスコア合計は2―2となったものの、この日貴重な1点を挙げたリヨンがアウェーゴールの差で準々決勝進出となった。

 新型コロナウイルスの影響で中断していたCLのフォーマットは例年とは変更となり、準々決勝以降はリスボン(ポルトガル)での集中開催。準々決勝と準決勝はホーム&アウェーではなく、一発勝負となる。

 準々決勝は12~15日にかけて行われ、この日勝ち上がりが決定したマンチェスターCとリヨンは15日(日本時間16日)に対戦。準決勝は18&19日。決勝戦は23日(日本時間24日)に行われる。