広島のDJ・ジョンソン投手(30)が大荒れだ。9日の阪神戦(マツダ)では2点を追う9回に登板。反撃に向けて零封が求められたものの、四球と安打で一死二、三塁のピンチを招くと代打・中谷に犠飛を浴びて失点した。

 さらに、二死三塁から近本に一、二塁間へのゴロを打たれたが、ここでベースカバーが遅れる失態。慌てて一塁へ加速し一塁手・松山からトスを受けるも、俊足・近本に内野安打とされて痛恨の2点目を献上してしまった。

 ミスを犯した自らへの怒りからか、一塁付近でボールを持った右手を地面に叩きつけて悔しさを露わにした。助っ人右腕の乱調に佐々岡真司監督(52)は「ボール、ボールからの四球。競ったところでしっかり投げてもらわないと…」と渋い表情。中継ぎの柱として期待されているだけに安定した投球で信頼をつかみたいところだが…。