渡哲也さんの小学校時代の同級生が宮司を務めていた兵庫・淡路島の石屋(いわや)神社では、訃報から一夜明けた15日、亡くなった同級生宮司の妻で当代宮司が取材に応じ「惜しい方を…残念でなりません」と話した。

95年の阪神・淡路大震災以前に、渡さんが1度、訪ねてきたといい、神社改修時には「石原プロモーション」として資金提供を受けたこともあった。

当代宮司は「当時、渡さんは、すでにご病気をされていたので、(寄付の)御礼に灯籠に名前を刻ませてもらって、病気の平癒を祈ってまいりました」と明かした。今も神社には灯籠があり、渡さんについて「昭和からの大スターなのに、親しみやすい方でした」と人柄をしのんでいた。