アイドルグループ「欅坂46」の元メンバー、平手友梨奈さんが、人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の映画「ザ・ファブル」(江口カン監督、2019年)の新作「ザ・ファブル 第二章」にヒロインとして出演することが8月19日、明らかとなった。平手さんは過去のある事件をきっかけに心を閉ざした、車椅子に乗る少女・佐羽ヒナコを演じる。映画はシリーズ化され、「第二章」は2021年に公開される。
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「ザ・ファブル」は、南勝久さんの人気同名マンガが原作。伝説の殺し屋として裏社会で恐れられる通称ファブルが、ボスからの「誰も殺すな。普通に暮らせ」という命令を守りながら、殺しを封印して佐藤アキラという偽名で生活を始める……というストーリー。2019年公開の第1作は、激しいアクションシーンなどが話題となり、累計130万人以上を動員するヒット作となった。
平手さんは「オファーをいただいた時は、大ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。また、佐羽ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています」とコメント。「前作を見たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせていただきました」と経緯を語った。
佐羽ヒナコという役について「今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、良い作品にしようという思いを強く感じたので、私なりのヒナコを精いっぱい表現したつもりです。前作とはまた違った魅力があると思うので、皆さんに届く作品になることを願っています」と話した。
映画「第二章」のキャストには、前作に引き続き岡田さんのほか、木村文乃さん、佐藤浩市さん、佐藤二朗さん、山本美月さん、安田顕さん、井之脇海さんが再集結。監督も前作に引き続き、江口さんが務める。また、新キャストとして堤真一さん、安藤政信さんも出演。堤さんは、ファブルの前に立ちはだかる最恐の男・宇津帆(ウツボ)役、安藤さんは宇津帆の右腕のスゴ腕の殺し屋・鈴木役として登場する。
ヒロイン・ヒナコ役の平手さんについて、原作者の南さんは「僕の第1希望でありました」とコメント。江口監督は「魂を揺さぶる熱演」と話している。
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