タレントの松村邦洋(53)がユーチューバーデビューすることになった。20日に「松村邦洋のタメにならないチャンネル」というタイトルで、ユーチューブチャンネルを開設するという。

 芸能界ではタレントがこぞってチャンネルを立ち上げる〝ユーチューブブーム〟が起きている。松村には他のチャンネルとの差別化が求められるが、早くも怪し~い雰囲気が漂っているという。

 20日の第1回配信では、歌手の中森明菜(55)をピックアップ。自身が中学生だった1981年、オーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)に挑戦した中森に夢中になり、ファンクラブに入会したほど大好きな芸能人であるため、取り上げることにしたようだ。

「でも、ユーチューブを見るのは10~20代が主要層。この世代にとって中森はなかなかピンとこないですよ」と放送作家は苦笑する。それでも本人は気にしない。

 松村は「(視聴するユーザーの)タメにはならないんですけど、自分の好きなことをやっていきたいと思います」とキッパリ。むしろ、かねて「(テレビ番組の)放送で一切言えないような話をずっ~としゃべるようなチャンネルがあったら」と考えていたそうで「番組(配信)を終えた瞬間に逮捕されるような、そういうくらいの番組が一番いいですね」とニヤリ。地上波ではオンエアできないような奔放なトークを繰り広げるようだ。

 お笑い界では、オリエンタルラジオ・中田敦彦の「中田敦彦のYouTube大学」(登録者数278万人)、江頭2:50の「エガちゃんねる」(同214万人)、雨上がり決死隊・宮迫博之の「宮迫ですッ!」(同108万人)などのチャンネルが人気。松村は、これら先駆者のようにユーザー受けする番組を目指すか、はたまたゴーイング・マイウエーの番組を貫くか、注目だ。