女子ゴルフの海外メジャー「AIG全英女子オープン」3日目(22日、ロイヤルトルーンGC=パー71)、首位と3打差の9位から出た野村敏京(27)は76のラウンドで7オーバーの33位に後退した。首位はソフィア・ポポフ(27=ドイツ)で4アンダー。

 序盤から安定したプレーでパーを重ねた野村だったが、9番パー4のティーショットを右のブッシュに打ち込み、これがロストボール。2日目に続いて、このホールをダブルボギーとした。

 後半は苦手という左からの風に苦しみ3ボギー。最終18番では2㍍のチャンスを逃がすなど、最後までバーディーを奪えなかった。

 ラウンド後は目に涙を浮かべ「ダブルボギーで気持ちを落とさないようにと思ったが、いいパットをしても入ってくれなかった」。最終日に向けては「3オーバーまで戻して、いい位置で終えたい」と前向きに話した。

 52位から出た上田桃子(34)は68をマークし、5オーバーの19位に浮上。畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は75のラウンドで13オーバーの63位となった。