上沼恵美子(65)のモノマネで注目を浴びた女性お笑いコンビ「天才ピアニスト」が24日、大阪・朝日生命ホールで「M-1グランプリ2020」の1回戦に出場し、7月24日の放送が最終回になったカンテレ「快傑えみちゃんねる」の終了を残念がった。

上沼そっくりのメークでモノマネをするますみ(33)は「恵美子師匠さまさまなので、ショックはショック。ネタでも番組の名前が使えない」と話した。同番組への出演はなかったため、「出演したかった」と口にしたが、望みがかなうことはなくなった。

ただ、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分)では、上沼とデュエットで共演している。「-えみちゃんねる」は終了したが、ますみへの仕事の影響は「私には影響はなくて。減った、増えたもない」とか。「(カンテレから)『上沼さんのモノマネをやってください』と言われます」とも明かした。

M-1では上沼のモノマネは封印。この日も上沼のメークはせず、紫の衣装で登場した。ますみは「準決勝に行くとテレビに映る。上沼さんのイメージしかないから、せめて準決勝に行ってネタのイメージをつけたい」と意気込んだ。同時に「(上沼が)審査員をやられているうちに(決勝に)出るのが目標」と決勝進出への思いも語った。

昨年のM-1は準々決勝で敗退。昨年王者のミルクボーイは初の決勝進出で優勝。竹内知咲(28)は「何回も決勝に行くより、私たちもそのパターンがいい」と話していた。