タレント片岡鶴太郎(65)が3日、都内で日本酒メーカーの永井酒造の新商品発表会に出席した。同社が、群馬県尾瀬の環境保全をコンセプトにした新しい日本酒「MIZUBASHO Artist Series 片岡鶴太郎」を発売するにあたり、片岡がボトルのラベルに水芭蕉の絵を描いた。

片岡は「僕は墨の作品のほうが多いのですが、ラベルを描くということで油絵にしました。油絵は指で描きます。水芭蕉は清楚(せいそ)なイメージなので、みなさんのイメージを損なわないように描きました」と話した。

「MIZUBASHO」ブランドは同社の主要銘柄。今回はスパークリング酒、スティル酒、デザート酒の3種類を10日から発売する。尾瀬の自然保護守る「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」に賛同しており、同商品の売り上げの5%を募金する仕組みとなっている。

片岡は群馬・草津温泉に美術館を開いており、それが縁で、永井酒造の社長と知り合った。同時に、群馬テレビで、同地の文化や工芸、自然を紹介する冠番組をもっていたことがあり、尾瀬の自然保護には以前から関心をもっていたという。