西武・辻監督が右手首痛のため3日に出場選手登録を抹消した中村剛也内野手(37)の扱いに慎重な姿勢を見せた。

 8月22日のオリックス戦(京セラ)で受けた死球の痛みが癒えないためこの日、抹消された中村について試合後、辻監督は「あのデッドボールの具合が良くなくてスッキリしないんで、無理してやるよりはというところ。いたら『出ます』というからね。しっかり治して欲しい」と言及した。

 最短日間での復帰に関しては「(願望は)あるけど無理だよ。手首だもの。それをちゃんと調べて、どういう具合なのか、何日かしてちゃんと治るのかどうか。それはちょっと未定です」と現時点で大きな期待を抱いてはいない。

 昨年のパ・リーグ打点王の離脱はチームにとって痛いが、今後はそのサードの穴を山川、スパンジェンバーグ、外崎らのスクランブル起用で埋めていくしかなさそうだ。