新日本プロレス6日の千葉・幕張大会行われた「IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦」公式戦で、エル・デスペラード、金丸義信(43)組が石森太二(37)、外道(51)組を下しリーグ戦初勝利を挙げた。

 前王者YOH(32)、SHO(31)組の王座返上に伴い開催決定した4チームによるリーグ戦。参加チームの中で唯一IWGPジュニアタッグ戴冠歴があるデスぺ組は、石森を投げつけてレフェリーに激突させ無法状態を作り上げる。

 敵軍の外道もこれに乗じてメリケンサック攻撃を繰り出したが、デスぺはこれを回避しカウンターのロコ・モノ(ナックルパート)を発射。さらに金丸のウイスキー瓶攻撃アシストを受けると、ピンチェ・ロコ(変型バスター)で3カウントを奪ってみせた。

 これで戦績を1勝1敗の五分に戻した金丸は「シングルチャンピオン(=石森)も大したことねえな。タッグになりゃ機能してねえじゃねえか」と挑発。デスぺも「お前らが印象に残ってるタッグチャンピオンって誰だ? 俺たちだろうが。外道? コンプリート・プレイヤーズ? 時間たったらこんなんなっちゃうのか?」と勝ち誇り、王座返り咲きに自信をのぞかせていた。