日本代表DF長友佑都(33)の新たな〝ボス〟が日本の大手PR会社とマネジメント契約を交わした。

 ポルトガル大手スポーツマネジメント会社「ProEleven」が9日、フランス1部マルセイユのアンドレ・ビラスボアス監督(42)の日本国内におけるマネジメント契約を共同ピーアールと締結したことを発表した。

 ビラスボアス監督は2010年にクラブ史上最年少でポルトガル1部の名門ポルトの監督に就任し、欧州リーグ(EL)優勝のほか同国リーグも制覇。攻撃的で創造性あふれるサッカーで一躍名将として注目を集める存在となり、イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーやトッテナム、ロシア1部ゼニト、中国1部上海上港の監督を歴任。昨季就任したマルセイユでは2位に躍進し、名門復活をけん引した。

 今季はDF酒井宏樹(30)に加えて長友も加入し、森保ジャパンが誇る両サイドバックを指導することに。日本でも注目度が上昇しており、今後日本でのピッチ外の活動を見据えて国内の大手PR会社との契約に至った。

 ビラスボアス監督は「日本のJリーグの各チームの良いプレー、速さ、高い技術にはいつも驚かされています。私は日本のサッカーにおけるプロフェッショナリズム、整ったインフラ設備、スタジアム、スポーツを通じて人々が一つになろうとする情熱を見てきました。今回のパートナーシップ契約がこの美しい国での私の知識や経験をさらに広げ、さらなるコラボレーションに発展することを願っています」とコメント。世界を席巻してきた若き名将が日本でも身近な存在になりそうだ。