六角精児、「相棒」の米沢守卒業は「自分から」 相談した水谷豊は「最後のスター」

 俳優の六角精児(58)が12日、MBS・TBS系「サワコの朝」に出演。主演映画が製作されるなど、16年演じた当たり役だったテレビ朝日系ドラマ「相棒」の鑑識係・米沢守役について「自分にとって人生の転機。誰にも必要とされないんじゃないかと思ってたことがあって、その数年前は。『相棒』というものでなんか救われた」と思いを告白。

 さらに、「自分が世の中で人に知られるようになると思ってなかった。そこでちゃんと踏みとどまっていかなきゃなっていう決意が1つできましたね。ここで飯を食べていかなきゃいけないって。『相棒』のおかげで役者としての自覚みたいなものを少し持たしてもらった感じ」と続けた。

 継続して演じているうちに「ほかの役をやる時間も少し必要かもしれないな」と感じるようになったとし、「いつか自分をここまで上げてくれた『相棒』から遠ざかるときもあるのかもしれないなと思って、何年かやりながら、数年前に卒業を自分から…。水谷豊さんに相談したりしながら」と振り返った。

 鑑識から警察学校への出向という物語については「そういうふうにしてくれたんです。自分からやめるって言ったからって、ダンプカーにひかれて死んだりね。そんな風にはしないで」と明かした。

 水谷については『相棒』の「心の支え」と表現。「水谷さんがいないで成立するものは1つもない。あの人を見てて、本当にいろいろと勉強させてもらいました。いま最後のスターじゃないですかね。(現場では)『そんなに握手してたら、指紋がすり減るんじゃないですか』っていうくらいずっと握手をする」と話した。

 現在の『相棒』を見ることもあるといい、「見てると、『いまはこんな感じなんだな』って、ちょっと寂しくなることもある」と本音を吐露した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス