脳科学者の茂木健一郎(58)が16日、ツイッターを更新。菅内閣の人事について自身の見解をつづった。

 同日、第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉総裁は新内閣の人事を次々に発表。官房長官は加藤勝信前厚生労働相で、麻生太郎副総理や西村康稔経済再生担当相ら8人を再任する一方、初入閣は5人で、安倍晋三前首相の実弟である岸信夫元副外相は防衛相に就任する。

 これに茂木氏は「菅内閣の顔ぶれを見ると、『目玉』があまりない、安全運転の印象があるのですが」と切り出し「菅さんの場合、官僚人事を通してご自身の政策を実現しようとされると思うので、今官僚の方々は戦々恐々としているのではないでしょうか。つまり、大臣人事は安全策で、官僚人事はリスクテイクをする」と指摘した。