オリックスのルーキー・大下誠一郎外野手(22)と、歌手で俳優の嶋大輔(56)の“ホットライン”に注目が集まっている。

 大下は打席に入る際のテーマに嶋のヒット曲「男の勲章」を使っており、これにツイッターで嶋が「うれしかったです。大下選手頑張って下さい。応援しています。ありがとうございました」と反応。大下も「嶋さんの男の勲章を使わせてもらっています! これからも使うつもりなのでよろしく」と返信すると嶋は「わざわざメッセージありがとうございます。これからもよろしくお願いします。今度球場に応援しに行きますね!」と返した。

 育成枠から支配下登録されたばかりの大下は、15日の楽天戦で初打席初本塁打の鮮烈デビュー。以来、スタメン起用で結果を出し、チームが低迷するなかで“希望の星”ともなっている。声出しをモットーとし、ポッチャリ体形で福岡弁でインタビューにこたえるなど、キャラクター性も十分の逸材だ。

「男の勲章」は1982年の嶋のヒット曲で、一昨年にはテレビドラマ「今日から俺は!!」の主題歌になるなど、人気が再燃。愛され続ける名曲を今度は大下が球場で鳴り響かせている。

 売り出し中のルーキーと嶋がつながったことで球団関係者も大喜びで「こんなのめったにないこと。うれしいですね。オフにファン感に代わるようなイベントができたら球場に呼びたい。歌ってほしいですね。大下選手もキャラ立ちしているのでいろいろ考えていきたい」とアイデアを膨らませている。オフに嶋との共演が実現するか。