女優桜庭ななみ(27)がテレビ朝日系「ドクターY~外科医・加地秀樹~」(4日午後9時)に麻酔科医役で出演する。15歳でデビュー以来、医者を演じるのは初で、桜庭は「医者の役をやることを想像したことがなかったので、うれしくも、こういう役を演じられる年齢になったんだなと思いました」と、感慨を深めている。

2年目の麻酔科医で、ミスを連発してしまう設定。桜庭は「まだまだ先輩を頼りにしながら、患者さんに寄り添える麻酔科医の階段を一生懸命に駆け上がろうとする役。共感してもらえるようお芝居しました」と、理解を深め挑んだ。

同作は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフシリーズ第5弾。「X」「Y」両シリーズで麻酔科医を演じた内田有紀からも多くを学び、「動き、患者さんとの関わり方は勉強になりました」と振り返る。笑いをこらえるのに必死、というシリーズらしい“洗礼”も受け、初参加ながら世界観に溶け込んだ。

近年では得意な中国語を生かした海外作品出演、8月のフジテレビ系「13」では、誘拐され13年ぶりに帰ってきた女性を、繊細に演じ話題になった。挑戦を続ける桜庭の新たな一面が見られそうだ。