E-girlsのボーカル鷲尾伶菜(26)こと伶(れい)が3日、都内で映画「小説の神様 君としか描けない物語」(久保茂昭監督)公開記念イベントに出席し、主題歌でソロデビュー曲の「Call Me Sick」を歌唱した。

鷲尾のソロプロジェクトとしてのデビュー曲。ダブル主演のEXILE/FANTASTICS佐藤大樹(25)橋本環奈(21)が正面から見守る中、伶としては公の場で初めて同曲を歌った。「ライブや収録とは違った緊張感でした。キャストの皆さんが目の前、震えるくらい緊張しました」と話すと、佐藤は「最高の一言です!」。橋本も「この距離感で聞けるとは…。特別感がすごいです!」と興奮気味にたたえた。

E-girlsのミュージックビデオも数多く手掛けてきた久保監督が「歌詞を表情に出して歌うのが大好きだった。小説を読んだ時に、彼女の声が浮かびました」と依頼し、主題歌と挿入歌「こんな世界にしたのは誰だ」を歌うことが決まった。

「こんな-」は同映画の挿入歌にもなっているとともに、制作から携わって完成した楽曲だ。実際に作品を見たという伶は「このご時世だからこそ、さらに刺さる部分があったと思います。どの職についてる方でもこういう悩みがあるんだろうなと共感しました。監督ともどういう曲がいいのか相談していたので、マッチして良かったと思いましたし、流していただくタイミングもすごかったです」。佐藤も「挿入歌が流れてタイトルが出た時に、『勝ったな!』と思いました」と絶賛した。

また、ソロとしてのスタートに「ソロはまた新鮮です。一発目を主題歌、挿入歌と決まってよりやる気になりましたし、ありがたい機会をいただいて光栄です」と話した。