レッド・ツェッペリン、“盗作訴訟”で勝訴確定

2020/10/07 05:40 Written by Narinari.com編集部

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レッド・ツェッペリンの「天国への階段」を巡る、6年間にわたる裁判がついに幕を閉じた。この訴訟は、同曲の一部がスピリットの楽曲「トーラス」に類似しているとして、バンドのギタリストであったランディ・カリフォルニアの管財人であるマイケル・スキッドモアによって2014年に提起されていたが、今回米連邦最高裁が著作権侵害にはあたらないとの判断を下し、勝訴が確定した。

これまでの審問で陪審員は、ツェッペリンが「トーラス」を聞いたことがあった可能性はあるものの、2つの曲は「似ていない」との判断を下していた。

この件については、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、故ジョン・ボーナムらツェッペリン側が2016年に一度勝訴していたものの、控訴裁判所が第1審において数々のミスがあったと判断したことにより、2018年から再審が行われていた。しかし、第9巡回区控訴裁判所は今年3月、盗作ではないとした2016年の第1審の判決を支持、さらに今回最高裁もその判決を支持する結果となった。

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