故ジョン・レノンとオノ・ヨーコさん(87)の軌跡をたどる展覧会「DOUBLE FANTASY-John&Yoko」が、ジョンの80回目の誕生日となる9日から(来年1月11日まで)東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催される。

同展覧会は、18年5月から昨年11月まで、ジョンの故郷・英リバプールで開催され、70万人を動員するなど人気を博した。日本初上陸となる展覧会では、2人の幼少期の写真や、未公開の私物、ジョンの遺品や、名曲「イマジン」などの手書き歌詞など100点以上を展示。ジョンがローマ字とイラストで日本語の練習をしたスケッチブックの原画などの初公開品も展示されるなど、ファン必見の貴重な展示の数々に注目が集まる。

ヨーコは「日本で開催することができて大変うれしく、とても感謝しています。(リバプールでの開催に続き)今度は私の故郷である東京での開催。まさに西と東の融合です。ジョンにとって日本は心の落ち着ける場所であり、息子のショーンと過ごす日本での夏の滞在はとても大切なものでした」。

息子のショーン・レノンも「今年の父の80回目の誕生日を世界中の方々と一緒に祝いたいと思っています。そして、皆さんにはぜひこのすばらしい展覧会でジョンとヨーコに対する理解を深めていただけたらうれしいです。アリガトウゴザイマス」とコメントしている。

ジョンの生誕80周年記念となる新ベスト盤「GIMME SOME TRUTH.」も9日から発売される。