チームの苦境にさらなる追い打ちとなりそうだ。広島の野村祐輔投手(31)が15日の巨人戦(東京ドーム)に先発したが、2回を33球で降板。3回無死一塁で打席が回ると、代打・上本が送られた。2回1失点での降板に球場はざわついた。

 試合後に松原チーフトレーナーは「コンディション不良があったので、降板しています」と話し、病院にも行く予定だと明かした。先発ローテーションは既に開幕投手を務めたエースの大瀬良が右ヒジ手術で今季は絶望的とみられており、野村が離脱すればチームにとって一層厳しい状況となりそうだ。