ロックミュージシャンの世良公則(64)が21日、ツイッターでエンターテイメント業界の切実な現状を訴えた。

 世良は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのアーティストが補償もなく経済的苦境に立たされているとして「ワイドショー等が伝えるのは、大手事務所等所属アーティストの極めて少数の成功例だ」と訴えた。

 動画配信を行うアーティストも増えているが「コストも大きい動画配信導入では、公演に相当する収益は見込め無い」と打開策とはなっていないとしている。

 続けて「政府はホールでの規制に関し科学的根拠を示さず8ヶ月経過する 我々は中小零細企業に属する 失業廃業倒産が始まっている」と遅々として改善されない現状を嘆いた。