J1横浜FCの下平隆宏監督(48)が22日、オンラインで取材に対応し、切実な願いを明かした。

 1―0で勝利したFC東京戦(18日)の後半の戦いぶりについて言及するなかで、話題はホームのニッパツ三ツ沢球技場の芝についても及んだ。「三ツ沢は、(試合前の)アップの前しか水をまけない。ナイターだと後半も湿っていてパススピードが落ちずにいけるが、最近のデーゲームは、芝の使用頻度を含めてハーフタイムにはまけないので、後半になると芝が乾いてきてボールが走らなくなる。なんとかならないかとアプローチはしているが、施設の問題でできない」と語った。

 同スタジアムの使用頻度が高く、芝を保護するための措置というのは理解しているが、「水をまくと芝が傷みやすいのはわかっている。管理される方もプロフェッショナルで、一概に(ハーフタイムに水をまいてほしいと)言えないが、僕らのスタイルからしたら、水をまいてもらえたらありがたい」と希望した。