アーティストの清春(52)が30日、東京・新宿区の京王プラザホテルでバースデーライブ「The Birthday」を行った。

 毎年恒例となっている清春のバースデーライブ。今年はコロナ禍で開催も危ぶまれたが、1000席以上のキャパシティーがある会場をソーシャルディスタンス及び感染対策を徹底し、着席スタイルで400人限定で開催する運びとなった。

 ライブは最新アルバム「JAPANESE MENU/DISTORTION10」の楽曲「SURVIVE OF VISION」でスタート。MCでは「久しぶりにみんなさんの前で歌うのでね。うれしいです」とコロナ禍でライブ活動が制限されている中で、ファンの前で歌う喜びを表した。ファンたちからも「お誕生日、おめでとう~!」と祝福の声が飛んだ。

 その圧倒的な表現力にファンたちも聞き入る。中盤のMCでは「誕生日だけど、さっき楽屋で何食べたと思う? オレ一応ロックスターじゃん。誕生日だから、豪華な食べ物が来ると思ったら、ハンバーガー1個だよ(笑い)」とトークでも楽しませた。

 終盤の曲「アロン」では、熱唱のあまり歌詞をスクリーンに映し出すプロンプターを倒して、壊すハプニングも。普段から「歌詞なんて覚えない」とロック精神を貫く清春は、なんと、スマホで歌詞を確認するレアな姿も披露。最後は曲「貴方になって」で、誕生日ライブを締めくくった。