第33回東京国際映画祭が31日、開幕し、東京国際フォーラムでオープニングセレモニーが行われ、米俳優ロバート・デ・ニーロ(77)がビデオメッセージを寄せた。

デ・ニーロは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界各国の映画祭が通常開催できない中、開催する東京国際映画祭に対し、日本語で「オメデトウゴザイマス」と祝福した。

「第33回東京国際映画祭の皆さん、こんにちは。オメデトウゴザイマス! おめでとうございます。大成功することを祈っておりますし、成功することを確信しています。改めまして、オメデトウゴザイマス! おめでとうございます」

デ・ニーロは13年に主演映画「マラヴィータ」で東京国際映画祭に参加したことがある。思い入れは強いようで、日本語で「オメデトウゴザイマス!」と2回、繰り返した。

また、日本でヒット中の米映画「TENET テネット」のクリストファー・ノーラン監督(50)もビデオメッセージを寄せ「このような厳しい時期に、皆さんが大きなスクリーンで映画を見ることをたたえ、そして楽しむ道を見いだしてくれたことは私にとって、そして世界中の映画製作者にとってインスピレーションの源になります」と東京国際映画祭開催をたたえた。