米歌手レディー・ガガ(34)が、3日に迫った米大統領選の投票前日となる2日に激しい攻防戦を繰り広げている激戦州ペンシルベニア州のピッツバーグで行われる民主党のジョーン・バイデン候補の集会に参加し、最後の投票を訴えることが明らかになった。

ガガが自身のツイッターで明かしたもので、「ペンシルベニアでみんなの票を必要としている」と呼びかけている。バイデン候補は同地で黒人票を取り込むため、黒人コミュニティーなど数カ所で最後の演説を予定している。また、ハリス副大統領候補は同州フィラデルフィアで最後の演説を行う予定で、こちらには歌手ジョン・レジェンドが応援に駆け付けることが決まっている。

そんなガガは先月30日にツイッターで過去のパフォーマンスで着用した話題のドレスを着用して投票を訴える動画を投稿。2010年に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードで着用して物議を醸した「生肉ドレス」や17年のスーパーボウルのハーフタイムショーで披露したクリスタルがちりばめられた豪華なボディースーツ、09年のリリースした楽曲「Pokerface」のミュージックビデオで着用した青いボディースーツなど印象的な衣装の数々を披露しながら、「今ある現状からこの国を変えたいと思うなら、ぜひ投票に行きましょう。あなたたちの手にある投票に未来がかかっています。あなたたちの選択が未来を変えます」とまだ投票をしていない人たちに向けて投票を訴えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)