青木崇高(40)と宮藤官九郎(50)が3日、東京国際映画祭で上映された映画「おらおらでひとりいぐも」(沖田修一監督、6日公開)の質疑応答で主演の田中裕子(65)の徹底した役作りで、撮影現場では本人だと全く感じなかったと語った。

田中は夫に先立たれた桃子、青木と宮藤は桃子の心の声を擬人化した“寂しさ”を演じた。青木が「メザシかじったり、たたずまいが桃子さん」と言えば、宮藤が「(質疑応答前の)座談会が一番、田中裕子だと思った」と笑った。